九州国立博物館を訪問してきたので紹介したいと思います。こちらは太宰府天満宮の敷地内にありますので、参拝とセットで行ってきました。境内でいただける梅が枝餅が美味しいので、おすすめです!
九州国立博物館
名称:九州国立博物館
所在地:福岡県太宰府市石坂4丁目7−2
開館時間:9時30分〜17時00分(入館は16時30分まで)
休館日:月曜日(月曜日が祝日・振替休日の場合は翌日)、年末
入場料:大人700円、大学生350円
土偶の有無:屈折像土偶、中空土偶、遮光器土偶、木菟土偶、土偶マンション、他多数
ホームページ:リンク
展示物
九州国立博物館は、太宰府天満宮と隣接していて境内から歩いていくことができます。国立の博物館ですので非常に巨大で、展示にも見応えがあります。古代の日本にとって外国との窓口を担った九州という土地の特色を中心としながら、旧石器時代から近世末期までの歴史を紹介してくれています。
縄文時代の展示はそれほど多くないのですが、祈りのかたちをテーマとして多数の土偶が展示されています。また火焔型土器の展示もありました。
土偶
九州国立博物館といば、土偶マンションが有名ですね。土偶マンションには、東日本と西日本から代表的な土偶を集め、東と西で土偶の見た目にどのような違いがあるのかを紹介してくれています。
ざっくり言って西の土偶たちが素朴で装飾の少ないデザインなのに対し、東の土偶は細部に細かな装飾や技巧が凝らされ、複雑で不思議な形をしていますね。
お次は、屈折土偶です。こちらは青森県からの出土ということだけが伝えられていて、細かなことはわからないようです。直立している土偶が多い中で、こちらの土偶は背中を丸めて座っているようなポーズをしています。座ったポーズの土偶は、東北地方に特徴的に観られるようで、祈りを捧げているところだとか、お産をしているところではないかなどと言うように考えられているそうです。
他にも小型ですが非常に不思議な形をした土偶がたくさん展示されていました。土偶ではないのですが、岩板として不思議な表情の子がいましたので、こちらも紹介したいと思います。
こちらは青森県の高森岱遺跡から出土した岩板なのだそうです。おちょぼ口で目が大きく、ユーモラスな表情で、なんだか気になってしまいました。というわけで縄文時代の展示は、以上のような感じでした。
最後に古墳時代のスター達を紹介しておしまいにしたいと思います。さよーなら。また来ます!