愛知県陶磁美術館
名称:愛知県陶磁美術館
所在地:愛知県瀬戸市南山口町234
開館時間:午前9時30分から午後4時30分まで(入館は午後4時まで)
7月1日から9月30日は
午前9時30分から午後5時まで(入館は午後4時30分まで)
休館日:毎週月曜日(ただし休日の場合は開館し、直後の平日を休館とする)
年末年始(12 月28日から1月4日まで
入場料:一般400円、高校生・大学生300円、中学生以下無料
土偶の有無:所蔵しているが2020年12月時点では展示なし
ホームページ:リンク
愛知県陶磁美術館は、歴史博物館ではなく、様々な時代の陶芸品を展示する美術館です。所在地は、世界的にも有名な焼き物の街、瀬戸市です。様々な時代の陶芸品というわけですから、当然縄文時代の時も展示されています。
収蔵品に土偶もふくまれているのですが、2020年12月の時点での展示はありませんでした。定期的に展示内容は変更しているそうですので、そのうち展示されるかもしれませんね。
縄文時代関連の展示物
縄文時代関連の遺物の展示は、ごく僅かです。様々な地域の美術的に価値が高い深鉢などの土器が5点ほど展示されています。美術品として展示されていますので、5点ともに素晴らしい出来の作品でした。模様を見ているだけで色々と想像が膨らみ、飽きません。
それから別の展示室には、地元愛知県からの出土品が展示されています。左側の深鉢は、かなり凝った作りになっていて、縄文時代的にはいまいちの印象の愛知県から、こんな立派な土器が出土していたことに驚かされました。ちょっと不気味な気もしますが。。。
右側は甕棺かな?と思ったのですが、案内では深鉢とされていました。
その他の気になった展示物
その他に気になった展示物たちです。写真が暗くて申し訳ありません。
まず左側です。平安時代初期の遺物とのことです。手に袋を下げて、まるでタクシーをとめるかのように手を上げています。さらには、顔も正面ではなくちょっと横を見ていてニヒルな感じがします。さすがにこれは真面目に作ったものではなく、職人が遊び半分に作ったものだと思うのですが。。。
右側は、メモを取り忘れてどこの国かは忘れましたが、どこかの国の焼き物です。土器の縁に飾りをつけたり、バンザイポーズでやや上向きなどは、縄文時代の土器や土偶とも共通する特徴ですね。場所が違ってもテーマが似てくるのは、不思議ですね。