福岡市博物館

福岡市博物館の外観 博物館
福岡市博物館の外観

福岡市博物館を訪問してきたので紹介したいと思います。帰りの飛行機の時間もあり、あまりゆっくり見学できなかったのが残念でした。こちらは館の前が広場になっており、本当に気持ちの良い空間になっていました。また教科書にも載っている金印が展示されていることでも有名です。

福岡市博物館


名称:福岡市博物館
所在地:福岡県福岡市早良区百道浜3丁目1−1
開館時間:9時30分~17時30分(入館は17時まで)
     ※7月22日~8月26日の金・土・日・祝日は20時まで開館(入館は19時30分まで)
休館日:毎週月曜日(月曜が祝休日にあたる場合は翌平日)※年末年始の休館日は12月28日から1月4日まで
入場料:一般200円、高校生大学生100円

土偶の有無:小型で形のはっきりしないものが2点
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展示物

福岡市博物館の外観
福岡市博物館の外観

福岡市博物館は、福岡市の中心からやや外れた海のそばに位置しています。博物館の目の前には、噴水のある大きな広場がある気持ちの良い場所になっています。

博物館の目玉展示は、なんといっても志賀島で発見されたという「漢委奴国王」と記された金印ですね。私自身もこの金印を観たくて訪問させていただきました。こちらの展示室は暗いので目がなれないと見えないのですが、ショーケースの前の手すりにレプリカが取り付けられていて、飾りと印面の両方に触ってみることができるようになっています。

金印「漢委奴国王」
金印「漢委奴国王」
金印の印面「漢委奴国王」
金印の印面「漢委奴国王」

縄文時代の展示は、土器や石器など一通りの展示がありました。石器等については、小さなものを中心としていろいろ細かく展示されていて興味深く拝見させていただきました。

展示室で目を引くのは、貝面トリオです。勘違いしていたのですが、全部が日本から発掘されたものではなく、左端のものは韓国の東三洞貝塚からの出土なのだそうです。福岡県内から出土したのは、真ん中の1点で桑原飛櫛貝塚からの出土で、左のものは熊本県阿高貝塚からの出土品なのだそうです。

真ん中の貝面は、縄文時代後期のものですので、3000〜4000年前の朝鮮半島との交流を示す遺物ということになるそうです。

貝殻なので小さいものを想像していたのですが、実際にはかなり大きく、手のひらくらいのサイズでした。

土偶

土偶は2点のみです。どちらも縄文時代後期のもので四箇遺跡からの出土とのこと。小さすぎてよく観察できなかったのですが、手足もはっきりせず、欠けたのかもともとないのか頭部も無いので、どういう形なのかよくわかりませんでした。よく見ると右の土偶は、お腹が出ているようにも見えますので妊婦さんなのかもしれませんね。

福岡市博物館の土偶2点
福岡市博物館の土偶2点

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