中野区立歴史民俗資料館

中野区立歴史民俗資料館 博物館
中野区立歴史民俗資料館

中野区立歴史民俗資料館を訪問してきたので紹介したいと思います。中野区の歴史を紹介する小さな博物館です。縄文時代関連の展示は少なめですが、北江古田遺跡から出土した遺物の展示があります。

北江古田遺跡は、宝門していませんが資料館の北側のそれほど遠くない位置に所在しています。

中野区立歴史民俗資料館


名称:中野区立歴史民俗資料館
所在地:東京都中野区江古田四丁目3番4号
休館日: 月曜日・第3日曜日・年末年始
入場料:無料

土偶の有無:展示なし
ホームページ:リンク

展示物

残念ながらこちらの資料館に土偶の展示は有りませんでした。ですが、北江古田遺跡から出土した、非常に珍しい土器が有りましたので紹介したいと思います。その土器が、こちらです。

タガのついた土器
タガのついた土器

タガのついた土器ということで、まったく実用的な意味は無いのでしょうが、土器の上側のところに桜皮で作られたタガが取り付けられています。漆が塗られているので腐敗せずに残ったようです。もっと近寄ってみるとこんな感じ。

縄文時代中期の土器ということなので、おおよそ5000年前に作られた遺物ということになりますが、そんな昔に作られた製品が、いまも生々しい形で残っていることに、非常に驚きました。

現地の説明は、「非常に珍しい」という程度の控えめなものでしたが、もっと自慢してもよいのではと余計なことを考えたりして。。。

訪問時は、コロナ蔓延が一段落した時期ではあったのですが、それでも都内の博物館の休館は多く、探し回った末に開館していたこちらを訪問しました。結果、この土器に会えただけでも大正解でした。

リンク

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