長野県 茅野市尖石縄文考古館

博物館

茅野市尖石縄文考古館


名称:茅野市尖石縄文考古館
所在地:長野県茅野市豊平4734-132
開館時間:午前9時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
休館日:毎週月曜日(休日の場合を除く)、年末年始、祝日の翌日
入場料:大人500円、高校生300円、小中学生200円
土偶の有無:国宝土偶2点、その他多数
ホームページ:リンク

こちらは国宝土偶が2点所蔵されていることで、非常に有名な博物館です。縄文時代の遺物で、国宝に指定されている遺物は全部で6点ですが、そのうち2点をここで見学することができます。私自身もここで初めて土偶を見て、その魅力に取り憑かれました。そういう意味でも、この場所は私にとって非常に思い出深い場所になっています。

展示物

八ヶ岳周辺の縄文時代の遺跡で発掘された遺物を中心に展示しています。縄文時代の土器というと、縄目模様がつけられた厚焼きの土器と教科書で習ったかと思います。ですが八ヶ岳周辺で発掘されている土器は、非常に呪術的で奇怪な模様がつけられたものが非常にたくさん見つかっています。
土偶や縄文時代に興味を持った人なら、必ず訪れてほしい博物館です。

土偶

この地方で発掘された国宝指定の土偶が2点も展示されています。縄文時代の遺物で国宝に指定されているものは6点で、2つ同時に見ることができるのは、ここだけです。
当然ですが、国宝土偶は非常に人気があり、調査や展示などで貸出されてレプリカしか見ることができない期間もあります。展示状況は、ホームページで告知されていますので、事前に確認しましょう。

下の写真が、2点の国宝土偶で帽子をかぶっているように見える赤っぽい土偶が、縄文のビーナス。三角形の仮面をつけた黒っぽい土偶が、仮面の女神です。この2つの土偶は、別々の遺跡ではありますが、ごく近くで発掘されました。

もちろん国宝土偶以外にも、たくさんの土偶が展示されています。国宝が2つもあると、そちらに目を奪われがちですが、小さな土偶たちも非常に趣き深いので、じっくり見学していただきたいと思います。

リンク

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