韮崎市民俗資料館

韮崎市民俗資料館 博物館
韮崎市民俗資料館

韮崎市民俗資料館を訪問してきたので紹介したいと思います。こちらの博物館には、ミス石之坪と仮面小町ウーラの2大スターがいらっしゃいます。

韮崎市民俗資料館


名称:韮崎市民俗資料館
所在地:山梨県韮崎市藤井町南下條786-3
開館時間:午前9時~午後4時30分 (午後4時頃までにご入館ください)
休館日:月曜日、木曜日の午前中(※祝日の場合はその翌日が休館日となります)
    年末年始(12月29日~1月3日)
入場料:無料
土偶の有無:ミス石之坪、縄文の仮面小町ウーラなど多数
ホームページ:リンク ブログ

入り口では、巨大なミス石之坪さんがお出迎えしてくれます。

ミス石之坪さんは、かつで美土偶グランプリで準優勝という輝かしい経歴をお持ちのスター土偶さんであります。粗相のないよう、しっかりとご挨拶させていただいてから、中に入らせていただきました。

展示物

こちらの資料館は、民俗資料の展示も非常に充実しています。展示品については、公式のブログで詳しく説明されていますので、そちらを御覧ください。

さて縄文時代の遺物展示は、この地域の他の博物館と比較すると、それほど規模が大きいというわけではありません。ですが場所が場所だけに、一点一点の展示物が、非常に濃いです。比較的大きめの深鉢、小型の壺類、埋甕などが数十点は、展示されています。

私が気になったのは、意外にも模様や口縁部の模様が控えめに感じられたことです。なんでだろう?

土偶

こちらの資料館の2大スターは、ミス石之坪と仮面小町ウーラのお二人です。個人的には、ミス石之坪のほうが、好みのタイプです。欠損した下半身部分が、気になります。

仮面小町ウーラは、中ッ原遺跡から出土した国宝土偶の仮面の女神と類似点が多数あります。時代的には、ほぼ同じようですし、距離的にも50−60kmと非常に近くです。縄文後期のこの地域には、こういう衣装を身にまとい、仮面をつけたシャーマンが活躍していたということでしょう。

仮面の女神は明確に女性器をあらわにしているし、ウーラも見ようによっては、そのように見えます。縄文後期には人口が減少し始めたのではないかと言われているようですし、より多くの出産が望まれる厳しい状況下で、より呪術的な要求が高まり、このような土偶が作られたのかもしれません。

大型の力作はこの2点ですが、これら以外にも欠片や破片などの展示品が、非常にたくさんあります。特に頭部が残っている土偶さんたちは、どれもどことなく情けない表情で可愛らしくて個人的には、非常に好きなタイプの人達でした。

そういえば素人目には違いがわからないのですが、頭部だけの破片で、土偶と表示されているの顔面付取手とされている場合が、あるのはなんでだろう?なにか見分けるポイントでも有るのでしょうか ?

みす石之坪、仮面小町ウーラ

土偶御朱印

韮崎市民俗資料館でもらえる土偶御朱印は、十番と十一番の2つです。

縄文の仮面小町ウーラ、ミスいしのつぼ

リンク

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