國學院大學博物館を訪問してきたので紹介したいと思います。國學院大學に併設された博物館で無料で見学できます。縄文関連だけに限ってみても圧倒的なボリュームですので、縄文ファンなら絶対に訪問すべき博物館の一つです。
國學院大學博物館
名称:國學院大學博物館
所在地:東京都渋谷区東4丁目10−28
開館時間: 通年(土・日・祝含む)、 休館日は不定期
入場料:無料
土偶の有無:多数の展示あり
ホームページ:リンク
展示物
國學院大學博物館の展示室は、考古ゾーン、神道ゾーン、校史ゾーンの3つに分けられています。中でも考古ゾーンの展示は、質も量も非常に充実していて見応えがあります。
考古ゾーンに入ってすぐにあるのが、こちらの土偶五人衆です。比較的に大きめの土偶が展示されていますが、薄暗い上にガラスがピカピカなので撮影難易度マックスでした。
肝心の土偶の方は、センターの山形土偶さんが、とぼけた表情でナイスです。一番気になったのが、上段左端の土偶です。この姿そっくりの岩偶をあちこちで見たことがあったので、土偶バージョンもあるのかと驚きました。土偶も岩偶も、少なからず似たような目的で作られたということでしょうか?
縄文時代関連の展示は、多すぎて紹介しきれません。無料で見学させてもらうのが、申し訳ないくらいの圧倒的ボリュームです。土器類は、壁際にまとめて展示されていて、時代ごとの変遷がわかるようになっています。下の写真は展示室の一部ですが、これだけでも質、量ともに充実しているのがわかるのではないでしょうか?
また石棒や石器、土器片や土偶などを集めて展示したコーナーもあります。小さな遺物が、所狭しと並べられていて、ここだけでもいろいろと発見があり、時間をわすれてぐるぐる回って見学することができました。
この展示コーナーだけでも数え切れないくらいの土偶の展示がありました。ほんとうに沢山の展示があるのですが、私のベスト・オブ・ベストは、こちら!
ヒゲヅラのオッサンみたいな風貌ですが、ちゃんと胸らしきものもあるので、やっぱり女の子なのでしょうか?物憂げに遠くを見つめるような表情が、なんとも言えませんね。
というわけで國學院大學博物館に行ってきた感想でした。最後は、ミニチュア土器トルネードで締めましょう!