八ヶ岳美術館を訪問してきたので紹介したいと思います。八ヶ岳美術館は、林の中にひっそりと建てられた美術館です。こちらの美術館には原村歴史民俗資料館も含まれていて、縄文時代の遺物が多数展示されています。
写真撮影は古代の遺物だけ可能ですが、入り口で許可証を貰う必要があります。
八ヶ岳美術館
名称:八ヶ岳美術館
所在地:長野県諏訪郡原村17217-1611
開館時間:9:00~17:00(入館受付16:30まで)
休館日:不定休、ホームページで確認要
入場料:大人:510円 / 小人:250円
土偶の有無:さんころん、他多数
ホームページ:リンク
展示物
土器関連の展示では、火の女神フゥーちゃんという愛称の釣手土器が、展示されています。かなりユニークなデザインで、なんだかタコっぽいような不思議な顔をしています。縁の部分につけられた6つの穴も裏側が丸く作られていて、なんのために作られ、どうやって使っていたのか、非常に気になります。釣手土器は、これ以外にもいくつか展示されています。
他にもかなりたくさんの大型土器が展示されています。超大型の把手がつけられた、明らかに使いにくい深鉢、紐人間、抽象的な文様がびっしりつけられた土器が所狭しと並べられています。中には、顔文字(TT)っぽい顔の模様がついた土器もありますので、ぜひ探してみましょう。
奇っ怪な模様の土器以外にも、繊細で細かな模様が付けられた土器も数多く展示されています。そして個人的におすすめなのは、獣面把手のコレクションです。可愛らしいイノシシの顔をしていますので、忘れずに見学させてもらいましょう。ちなみにイノシシは、多産で知られていますので、その力にあやかろうとして土器の装飾や土製品として使われているのではないかと考えられているようです。
土偶
こちらのメインは、御朱印にもなっている「さんころん」さんです。他にも多数展示されていますが、顔だけや足だけなど、小さな欠片が多い印象です。土器の展示が素晴らしいだけに、土偶さんが少し霞んでしまう印象でしょうか?
土偶御朱印
八ヶ岳美術館でもらえる土偶御朱印は、三十番と三十一番の2つです。