博物館での写真撮影について その3

どうでも良い話

はじめに

はやりにのっかって、博物館での写真撮影について、一利用者として思うところをちょっと書いてみたいと思います。今回は、第3回めです。前回同様に、私自身のポジションを明確にしておきたいと思います。

  • 写真はできたら撮影したい
  • 撮影した写真は、SNSやブログなどで自由に使えたら嬉しい
  • 施設ごとに方針を明示して欲しい

こんな感じです。私自身は、写真撮影は許可されるべきだとも思っていません。中の人には、天上人との関係やらなにやらでいろいろとややこしい事情がありそうなので、お疲れさまです!という思いがあるだけです。うちのような弱小サイトですら天上人に叱られたことがありますので。。。天上人が、誰かについては、お察しください。

というわけで、私は外の人なので、徹底して一利用者の視点で書いてみたいと思います。前回の続きですので、気になる方は前回の記事から、まずお読みください。今回は、個人利用ってなんだ?言うお話です。

博物館での撮影規制のよくあるパターン

最近は、撮影を許可している博物館も多くなってきているようですが、それでもこういう撮影はやめてほしいと具体的に指示をされることがあります。例えば、

  • 撮影不可の展示もあります
  • フラッシュはNG
  • 三脚、一脚、自撮り棒はNG
  • 他のお客さんを映さない

というような指示が、よくあるパターンではないでしょうか?まあこのあたりの指示は、理解のできる範囲です。どれもそりゃそうだよなという範囲で、理解できるところです。

フラッシュだけは、使いたいなーと思うことも有るのですが、他の方への迷惑を考えると、やっぱりNGかなという気もします。私自身の撮影対象が、石と土の製品に限定されるからそう思うのかもしれませんが、展示物へのダメージは、懸念するほどではないかなと思っています。理由は書いてみたら長くなったので省略します。

いずれにせよ、ここであげた4つは、理解もしやすい範囲です。しかしながら、次のような但し書きがあると、途端にどうして良いのかわからなくなってしまいます。

ただし、個人利用に限る

個人利用ってなに?どこまでが個人利用?って、いきなりわからなくなってしまうのです。

さまざまな個人利用

個人利用の範囲は、ケースバイケースです。毎回、何が許可されていて何が許可されていなのかよくわからないのです。先日も

「写真は個人利用の範囲でお願いします」

と言われたので、

「わかりました。SNSは禁止ですね」

と確認したら、個人利用の範囲であればSNSもOKですとの回答が帰ってきました。これはありがたいので良いのですが、同じやり取りで「SNSは駄目です」と言われることも、「ちょっとわかりません」と言われることもあり、大変混乱します。

個人利用は、いろいろに解釈してみると次のようになります。

  • 自分だけで写真を楽しむ
  • 家族や友人に写真を見せる
  • メッセージアプリで家族や友人とシェアする
  • SNSなどで紹介する
  • 個人ブログで紹介する

個人利用ですよと発信された方の解釈がどこに有るのかは、その都度違うので、毎回確認しなければならないのです。

もう一つ厄介なのが、商用利用不可という表現です。

商用利用とは

商用利用というのも、ちょっと解釈があいまいで難しいところです。例えば、写真を撮影して雑誌に載せるとか本を出版するという活動は、間違いなく商用利用なので議論の余地はありません。

ですが、私のブログに写真を使用することはどうでしょうか?私のサイトには、広告が貼られています。これはサーバーレンタル費用の一部を回収したという目的が、あります。現在は過疎サイトなので問題ないのですが、データベースの利用者が増加すると、運営コストも増加して個人レベルでは負担できなくなるため、あらかじめ広告を導入してリスクヘッジしているという側面もあります。

外見上、広告が貼ってあれば、広告収入を目的にしている営利目的のサイトと見えるかもしれません。しかし実際には、私がお金を払って運営している個人サイトに過ぎ無いのです。ちなみに1ヶ月あたりの運営費用は1000円を超えていますが、収入は多かった月で500円、だいたいは100円程度です。

これも比較的新しい問題になるのでしょうが、ネットが普及しすぎたがためにマネタイズの方法が多様化しすぎ、規制する側の理解が追いつかなくなっているのでしょう。私自身も理解できているとは思えないですし、半年後には全く想像もつかない商用利用のあり方が出ている可能性もあるのです。

まとまらないまとめ

というわけで、前回同様にまとまらないまとめです。個人利用と商用利用不可は、よくわからない!時代が変わりすぎるので追いつけないけど、ある程度のガイドラインは決めたほうが良いかも!

以上です。

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