おおきどくん
今回は、山梨県立考古博物館に展示されている「おおきどくん」を紹介します。おおきどくんは、大木戸遺跡から出土したから、おおきどくんって名前なのでしょう。名前の付け方が、適当すぎてアレですが、そのルックスはなかなかのものです。
胴体はスラリと長く伸びていますが、完全に頭でっかち。鼻は省略されているようですが、穴を開けて表現された目と口は、妙に凛々しく引き締まった顔立ちに見えます。そして短すぎる足が、ととも愛らしいです。
ものすごく精巧に作られた土偶が有る一方で、この土偶のように適当すぎるように見える土偶もたくさんいます。ついつい、この土偶はどのように使われたのか？なんてことを考えたくなってしまいますが、単なる子供おもちゃだったり、暇つぶしに適当に作ったようなものも、けっこうたくさん混ざっている気がします。
時代
縄文時代中期
発掘遺跡
大木戸遺跡
詳細位置はよく分かりませんでした。
展示されている博物館
山梨県立考古博物館に展示されています。さすが縄文王国！土偶もすごいですが、土器の展示が圧倒的です！縄文ファンは、ぜひ行ってみてください！
コメント
今回、紹介したのは、おおきどくんという愛称がつけられた土偶です。大木戸遺跡から出土したからおおきどくん。名前も適当だけど、見た目もかなり適当。縄文人の手抜き土偶？みんな大好きですよね！こういう力の抜けた、テキトーな土偶！頭でっかちで、手もなくて、そして短すぎる足！たまりませんよね！
