釈迦堂遺跡博物館を訪問してきたので紹介したいと思います。説明するまでもなく釈迦堂遺跡からは、大量の土偶が発掘されていて、その数なんと1116人!これは全土偶の7%にも相当する数なんだそうです。
釈迦堂遺跡博物館
名称:釈迦堂遺跡博物館
所在地:山梨県笛吹市一宮町千米寺764
開館時間:9:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日:火曜日と祝日の翌日、年末年始
入場料:一般・大学生400円、小中高生200円
土偶の有無:1116点の展示あり!
ホームページ:リンク
こちらの博物館へは、中央自動車道の釈迦堂パーキングエリアから徒歩で行くこともできます。高速道路を降りずに訪問できますので、中央自動車道を通行される際には、ぜひ訪問していただきたいです。
釈迦堂遺跡博物館は、土偶マニアの間で非常に有名な博物館です。なぜなら、ここには1116体もの土偶さんが、展示されているからです!これは日本全国から発掘された土偶さんの、約7%にそうとうする膨大な数です。
またリニューアルされたこともあり、土偶や土器の展示が工夫されています。土偶さんの後ろ側が見たい!という欲求も、ここではだいたい叶えられます。
展示物
建物の2階が、常設の展示場になっています。だいたい半分くらいが、土偶の展示で、残りが土器やその他の展示になっています。
土偶のイメージが強すぎて、あまり土器には期待していなかったのですが、土器の展示もすごく良かったです。特に土器の変化がわかる展示が素晴らしかったです。シンプルなスタイルから始まって、口縁部の過剰装飾が始まったかなーと思ったら、もとに戻って、また超ド派手な口縁部へ!そしてあっという間に、もとのシンプルなスタイルに戻っていく様子が見えて面白かったです。
土偶
土偶は、とにかくたくさんあり紹介しきれないほどです。特に有名なのは、御朱印にもなっている「しゃかちゃん」と「しゃっこちゃん」です。顔が残っている子だけでも、数え切れないくらいたくさん展示されています。みんなユニークで面白いので、ぜひ訪問していただきたいです!
それから御朱印にもなっている出産土偶も有名です。保存状態が悪いので、本当にこれが出産を表しているのかな?という気もしますが、近隣からは出産紋付き土器も見つかっているので、出産に対して重大な関心を寄せていて、さらにはそれだけ出産に関する切実な問題があったということなのでしょう。
土偶御朱印
釈迦堂遺跡博物館でもらえる土偶御朱印は、五番から七番までの3つです。訪問時(2021年4月)は、コロナの影響ですでにスタンプ済みの押し紙がもらえる形になっていました。
お土産
土偶ちゃんとクッキーをゲットしました。