箕輪町郷土博物館
名称:箕輪町郷土博物館
所在地:長野県上伊那郡箕輪町大字中箕輪10286-3
開館時間:午前9:00-午後4:30
休館日:毎週月曜日、祝祭日、年末年始
入場料:100円
土偶の有無:少数あり、完全品ではなくかけら
ホームページ:リンク
長野県の箕輪町郷土博物館を見学してきました。失礼ながらボロボロの外観からは想像できませんが、縄文時代の遺物の展示は充実しています。有名な顔面把手付土器の展示もありますので、縄文時代が好きな方は、ぜひ訪問していただきたいと思います。
展示物
展示物は、箕輪町の遺跡から発掘された遺物です。石器類や大型の土器が多数展示されています。中でも大型の土器(瓶類)は、必見です。顔面把手付土器などが、ほぼ完全な形で展示されています。ちなみにこの土器は、中部地区では幅広く見つかっているデザインです。箕輪町から100km近く離れた山梨県でも発掘されていますので、徒歩でしか移動しなかった縄文時代なのに、非常に広範囲に渡って共通の文化的価値が共有されていたことがわかります。
それから少し変わったところで、双口土器の展示もあります。とても実用的とは言えないデザインですが、いったい何に使われていたのか気になります。
土偶
土器類に比べると土偶の展示は、ごくわずかです。照明が暗くてうまく撮影できていませんが、顔だけだとか胴体だけの土偶が十点ほど展示されています。
立派な土偶はいないのですが、しっかりと顔の表現がされた土偶たちが何点か展示されています。どれもなぜこんな情けない表情をしているのか、非常に気になります。
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