某博物館の炎上事件によせて ー 子供だけ特別!

少しづつ、Twitterに復帰しつつあります。批判ばかりではなく、そろそろ何らかの提案めいたものをしてみようかなと思うので、今回はそれについて書いてみたいと思います。それでは本題。

フラットなルールでなくても良かったのではないか?

前にも書いたのですが、私自身は模写禁止の決定は、めちゃくちゃ混んでるという状況を鑑みるとやむを得ないものと思っています。しかしながら柔軟な対応という意味で、子供だけを特別扱いするという手もあったのではないかと思う。ようするに

大人は我慢しろ、子供は特別だ!

というルールを採用するということです。描いているときはしゃがむ。二列にならないよう注意するなどの対策をすれば、観覧の大人たちと共存が図れるような気がするのです。大人は子どもたちの頭越しに鑑賞も撮影もできるはずです。

今回できるかどうかではなく、今後の展示会ではレイアウトの工夫をするなどで十分実現可能であるように思えるのです。しかしながら一方で、模写をしたいという子どもたちが、そんなにいないんじゃないかなという気もします。だから、だれも子供が模写するなんて考えもしなかったし、クレームがついて大事になるだなんて思っても見なかったのだろうという気がするのです。

模写を禁止とかルール化するとかいうことより、むしろ模写する人、特に子供を増やすという観点のほうが重要ではないかという気もするのです。

積極的に許可制にしてみてはどうだろう?

模写をする子供を増やすことは、考古学の未来のために必要なはずです。そこで子供だけを特別扱いするというところから着想を得て、むしろ積極的に許可性にしてみては、どうだろうか?という考えに至りました。私の考えるメインのターゲットは、子どもたちです。

まず許可制にすることで、事前に注意事項を説明できるようになり、トラブル回避、低減につなげることができるはずです。さらには展示内容の説明をする機会を作ることもできるでしょう。この博物館のテーマといったような簡単な説明でも理解度は格段に高まるはずです。

そして許可性にすることのキーポイントは、模写をすることにより小さなご褒美がもらえるようにするということです。模写をして受付で見せるとグッズが貰えるとか、特別なスタンプが押して貰えるなんてことがあると喜んで模写をする子どもたちも増えるのではないかと思うのですが、どうでしょうか?

もちろん、よくできている点を褒め、よりよく描くためのアドバイスをしてというような循環ができれば、子どもたちに博物館を好きになってもらう、よいきっかけになると思うのです。それに子どもたちが描いた絵を見せてもらったら、絶対に楽しいと思うんですよね。

このアイデア、どこかの館で採用してくれないかなー?

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