土偶ファイル No.0333 カウボーイハット土偶

東日本から出土の土偶の頭部 土偶ファイル
カウボーイハット土偶

カウボーイハット土偶

東日本から出土の土偶の頭部
カウボーイハット土偶

今回紹介するのは、豊田市郷土資料館(2022年9月30日に閉館、2024年新博物館オープン予定)が、所蔵している土偶です。常設の展示はされておらず、イベントや特別展で多数の縄文土器や土偶たちと一緒に展示されてきました。そんな田中コレクションの土偶を紹介します。

今回紹介する土偶は、つばの広い帽子をかぶった土偶です。ハレの日の衣装を再現したのではないかと思うのですが、残念ながら頭部だけしか残っていませんので、どのような衣装出会ったのかを知ることはできません。娯楽の少ない時代のことですので、きっとお祭りの日には、めいいっぱいのおしゃれをして楽しんだんじゃないでしょうか?この土偶も、そんな楽しい一日の様子を表現したものであると楽しいなと思います。

時代

縄文時代晩期(約3000年前)

発掘遺跡

東日本(出土遺跡不明)

展示されている博物館

豊田市郷土資料館が所蔵。同館は2022年9月30日に閉館済み。2024年に新博物館オープン予定
田中コレクションが展示されることを期待しましょう。

コメント

今回は、豊田市郷土資料館が所蔵する土偶の紹介でした。カウボーイハットのような形の帽子をかぶった、どことなく楽しげな表情に見えるのではないでしょうか?ハレの日の楽しい気持ちが、この土偶には表現されているのだとしたら楽しいですね。

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