土偶ファイル No.0331 ちくちくパンツ土偶

東日本から出土の土偶の腰部 土偶ファイル
ちくちくパンツ土偶

ちくちくパンツ土偶

東日本から出土の土偶の腰部
ちくちくパンツ土偶

今回紹介するのは、豊田市郷土資料館(2022年9月30日に閉館、2024年新博物館オープン予定)が、所蔵している土偶です。常設の展示はされておらず、イベントや特別展で多数の縄文土器や土偶たちと一緒に展示されてきました。そんな田中コレクションの土偶を紹介します。

以前も紹介しましたが、パンツを履いたように見える土偶は、わりといるようですね。腰が張り出しているので、やはりこの土偶も女性でしょうか?線で区画が区切られているし、股の下にも刺突具でつけられた模様があるし、入れ墨とかではなく衣類?パンツ?だった?

縄文時代にパンツはあったのか?たいへんもやもやする問題なのであります。

時代

縄文時代晩期(約3000年前)

発掘遺跡

東日本(出土遺跡不明)

展示されている博物館

豊田市郷土資料館が所蔵。同館は2022年9月30日に閉館済み。2024年に新博物館オープン予定
田中コレクションが展示されることを期待しましょう。

コメント

今回は、豊田市郷土資料館が所蔵する土偶の紹介でした。今回もパンツです。縄文時代に布も糸と針もあったのは、間違いありません。だから理屈的にはパンツを作ったとしてもおかしくはない?でも作る必要性も理由も無さそうな気がするんですよね。

現代人の女性のパンツも、縄文人の女性のパンツも、おっさんの僕を大いに悩ませる難しい問題なのです?!

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