土偶ファイル No.0344 赤鬼土偶

亀ヶ岡遺跡から出土の土偶 土偶ファイル
赤鬼土偶

赤鬼土偶

亀ヶ岡から出土の土偶
赤鬼土偶

今回は、東京国立博物館に展示されている土偶の紹介です。青森県つがる市木造亀ケ岡出身とのことですから、かの有名な遮光器土偶さんと同郷です。遮光器土偶とは微妙な類似点もありながら、見た目がかなり異なります。そして、負けないくらいに個性的なルックスです。

細かな刺突紋が入れられた一本眉。コーヒー豆のような目。物干し竿にぶら下げられているかのような腕。胸の三角形の模様。雷文のような腰の模様。どこをとってもユニークで素晴らしいのだ!

時代

縄文時代晩期

発掘遺跡

青森県つがる市木造亀ケ岡

展示されている博物館

東京国立博物館

コメント

今回は、東京国立博物館に展示されている土偶を紹介しました。よくよく見ると頭に2本の角が生えています。そして腰の模様は、虎皮のパンツを表現したものなのです。そう、これは赤鬼の土偶なのだ!縄文時代に鬼がいた証拠が、こちらの土偶なのです!

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