土偶ファイル No.0237 目ヂカラ土偶

南有るぷるふるさと伝承館に展示されている瞳の有る土偶、頭部だけ 土偶ファイル
目ヂカラ土偶

目ヂカラ土偶

南有るぷるふるさと伝承館に展示されている瞳の有る土偶、頭部だけ
目ヂカラ土偶

今回は、南アルプスふるさと伝承館に展示されている頭だけの土偶の紹介です。ひと目見て分かる通り、この土偶は目が非常に印象的です。それというのも、この土偶には瞳が表現されているからなのです。瞳がある土偶は非常に珍しいのです。実際、欠片も含めてこれまでに236体もの土偶を紹介してきましたが、瞳が有るものはこれが初めてなのです。

瞳が有ることを除けば、この土偶にも中部高地らしい表現が見られます。鼻と一体化したかもめ眉、目の下の二本線は、この子にも見られます。口の形は、3つに別れているように見えますので黒駒土偶と同じタイプでしょうか?

時代

不明

発掘遺跡

不明(メモを取り忘れました)

展示されている博物館

南アルプスふるさと伝承館に展示されています。こちらの博物館は、行くとかなりの確率でスタッフさんが、展示解説をしてくれます。最高の博物館なので、博物館好きな方は、ぜひ!

コメント

今回紹介したのは、瞳が有る珍しい土偶です。瞳が有る土偶は、ほとんど見つかっていないそうですう。瞳が有るせいで目ヂカラが非常に強いですね。この子も子宝の女神ラヴィと同じく覆面レスラー系?

目の表現は、穴だったり、粘土紐だったり、線刻だったり色々ありますが、瞳が有るとめったにお目にかかれません。どこかに展示されているのを見た記憶があるのですが、思い出せません。みなさんもぜひ、瞳の有る土偶を探してみてください。

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