ColBaseがすごい!という話 その1

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ColBaseとは

ColBaseは、国立文化財機構所蔵品統合検索というサイトのことです。具体的にこのサイトで何ができるのかというと、国立文化財機構の4つの国立博物館(東京国立博物館、京都国立博物館、奈良国立博物館、九州国立博物館)と一つの研究所(奈良文化財研究所)の所蔵品を、横断的に検索することができるということです。

かなりシンプルなサイトで、できることはキーワードを設定して、所蔵品の検索をする。それだけです。キーワードは、トップページの上の方に表示されている検索のテキストボックス(フリーワードと表示)されているところに検索したいワードを入力し、横の虫眼鏡ボタンをクリックするだけです。

例えば、土偶をキーワードにして検索した結果は、以下のリンクのとおりです。

土偶に関連する収蔵品のリストが表示されます。写真が有るものは、写真付きでリストに表示されるはずです。

ただ単純な検索だと、あまり精度は良くないようで、土偶以外の収蔵品も検索に引っかかってしまいます。もう少し精度良く検索するため、詳細検索も用意されています。虫眼鏡の左側の詳細検索をクリックすると以下のような設定画面が開きます。

今回も土偶で検索し、分類を考古、時代世紀を縄文、所蔵者を東京国立博物館、画像のない作品を除くをチェックして検索してみました。

これでかなり絞り込んで表示できました。土偶じゃないものも、少し混ざりますが、埴輪が混ざらない程度には、精度良く検索できました。

正直言って、ColBaseの操作は説明がいらないくらい簡単です。検索ワードを厳密に指定しすぎるとヒットしない場合もありましたので、ワードはざっくりと指定(山形土偶じゃなくて土偶だけとか)し、出土地などで検索範囲を狭めるという使い方が、良さそうです。

こんな感じで、簡単に収蔵品の情報にアクセスすることができるのです。ですが、ColBaseがすごいのは、収蔵品の検索が簡単にできるというだけではありません。私が、いちばんすごい!と思った点については、次回の記事で紹介したいと思います。

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