荒木集成館を訪問してきたので紹介したいと思います。荒木集成館は、中学教師であった荒木實先生が、生徒が拾ってきた土器の欠片に興味を持ち、研究を始め、そして個人で作られた博物館、それが荒木集成館です。漫画みたいな話ですが、実話です。
小さな博物館ですが、特別展も定期的に行われていて、かなり面白い場所なので、ぜひ訪問してほしいです!かなり気に入ったので、また行くと思います。もう少し近所なら友の会に入りたいところですが。。。
荒木集成館
名称:荒木集成館
所在地:愛知県名古屋市天白区中平5丁目616番地
開館時間:午前9時30分から午後5時00分(ただし入場は午後4時30分まで)
休館日:月曜日~木曜日(金、土、日のみの開館)
入場料:大人:300円 / 高校生:180円/小中学校:100円
土偶の有無:1点あり
ホームページ:リンク
市街地の中で普通の民家のようにもみえるので、事前に外観や駐車場の場所を確かめてから訪問されることをおすすめします。
展示物
縄文時代の展示物は、寄贈品が多いらしく様々な地域の遺跡から出土したものが展示されています。点数は、それほど多くないのですが、石器から骨角器、土器まで一通りの展示があります。
展示のメインは、弥生時代から古墳時代で、周辺の田畑に転がっていたものを、リアカーを引いて拾い集めたのだそうです。いまは完全に市街地になっているため、たくさんの土器が家の下に埋もれていることでしょう。
土偶
土偶は、1点のみの展示です。残念ながら胴体部分のみで、残りは欠損してしまっています。おヘソの当たりの模様が、可愛らしいですね。全て残っていれば、なかなか見ごたえのある土偶だったように思えます。
ここでも土偶に出会うことができて、大満足でした。