土偶ファイル No.0370 カラータイマー土偶

深谷市原ヶ谷戸遺跡から出土の土偶 土偶ファイル
カラータイマー土偶

カラータイマー土偶

深谷市原ヶ谷戸遺跡から出土の土偶
カラータイマー土偶

今回は、埼玉県立歴史と民俗の博物館に展示されている土偶の紹介です。土偶ファイルとか言いながら、2023年の新年3日目にしてようやく土偶です。でも新年にふさわしい(?)ミステリアスな土偶なので良いのです。

さて、こちらの土偶ですが、先日紹介したチャンピオン土偶とお腹の部分の模様がそっくりです。時代はどちらも晩期なのですが、距離的にはけっこう離れています。それでもこの2つの地域には、頻繁な交流があったことの裏付けになるでしょう。

それにしても気になるのは、この縦長の胸です。そしてその間にある穴です。この穴は、いったいなに?口?口だとしたら、顔からはみ出しているのですが。。。

時代

縄文時代晩期

発掘遺跡

深谷市原ヶ谷戸遺跡 詳細位置不明

展示されている博物館

埼玉県立歴史と民俗の博物館

コメント

今回は、埼玉県立歴史と民俗の博物館に展示されている土偶の紹介でした。晩期の土偶なので縄文時代が終わり弥生時代に移行する直前の土偶ということになります。そう!土偶たちにとっては、ピンチの時なのです。だから胸のカラータイマーが点滅しているのだ!

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