なにがなんだか三姉妹土偶
今回紹介するのは、山梨県笛吹市の釈迦堂遺跡から発掘された土偶たちです。またまた安定のピンぼけ写真です。今回の土偶は、まったく何がなんだかわかりません。
まずは左の子から。苦しくてたまらなくて、大きな口を開けて叫んでいる。そんなふうに見えないでしょうか?そしてお腹が膨らんでいて、そこにおへそが有るように見えます。ひょっとしたら、出産に苦しむ様子を表したのでしょうか?この子は、まだわかりやすいといえば、わかりやすい土偶です。
ですが、真ん中の子はどうでしょうか?これは、顔?顔でよいのでしょうか?やっぱり大きな口を開けているように見えます。そして変な髪型です。
最後は、これは顔ではないですね。下半分に有る四角を2つ組み合わせた模様は、土偶の足の部分によく見られます。ですので、これはお腹から足にかけての部分でしょう。だとすると大きく開けられた穴は、へそ?!こんなに大きなお穴があいていたら、赤ちゃんが出てきてしまうと思うのですが。。。
本当になにがなんだかワケがわからない土偶たちです。
時代
おそらく縄文時代中期
発掘遺跡
釈迦堂遺跡群
展示されている博物館
釈迦堂遺跡博物館に展示されています。
コメント
個人的には、土偶一つ一つに意味を求めるのは、無理があるんじゃないかと思っています。子供がお母さんの真似をして作ったものや、練習用として作ったものなどなど、適当に作られたものが、それなりに混ざっているのではないでしょうか?それくらいの遊びが、縄文時代にもあったのではないかと思うのですが、どうでしょうか?