土偶ファイル No.0461 カクカク土偶

鍛冶屋敷・池の下遺跡から出土の板状土偶 土偶ファイル
カクカク土偶

カクカク土偶

鍛冶屋敷・池の下遺跡から出土の板状土偶
カクカク土偶

今回は、2021年に開催された特別展「縄文2021-東京に生きた縄文人」で展示されていた土偶の紹介です。板状土偶として紹介されていましたが、足の形を見ると、ひょっとしたら自立するタイプかも知れません。

とても素朴な風貌の土偶です。周囲を削り取って作られた胸の表現は、珍しいのではないでしょうか?顔は目と口だけですが、その上には何やらひし形の模様が刻まれています。下半身には、四角い枠が2つ。これは、この地方でよく見られる共通の表現ですね。

時代

縄文時代中期

発掘遺跡

東京都多摩市 鍛冶屋敷・池の下遺跡

展示されている博物館

特別展「縄文2021-東京に生きた縄文人」、現在の展示館は未調査

コメント

今回は、2021年に開催された特別展「縄文2021-東京に生きた縄文人」に展示された土偶の紹介でした。手もなく足も控えめの長方形の板状土偶。こういうカクカクした土偶って可愛いですよね?

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