覆面土偶
今回は、北杜市考古資料館に展示されている土偶の紹介です。こちらは頭部だけの土偶です。つり上がった特徴的な目、上側が三角形に切れ上がった唇は中部高地では、よく見られる表現ですね。口の表現は、口唇裂傷だと思うのですが、外観が自分たちとは異なる存在を排除するのではなく、むしろ大切に扱う文化があったということなのでしょう。
時代
縄文時代中期
発掘遺跡
北杜市長坂町 高松遺跡
展示されている博物館
コメント
今回は、北杜市考古資料館に展示されている土偶の紹介でした。このような外見の土偶は、中部高地を中心として非常に多く見られます。プロレス全盛期に幼少期を過ごした70年代生まれの世代には、どうしてもこの子達が、覆面レスラーに見えてしまうのでは?しかも悪役の方ですよね?