しゃこちゃん土偶一座
今回は、明治大学博物館に展示されている土偶たちの紹介です。一つの遺跡から、これだけたくさんの土偶が出てきたというのは、驚きです。それもほとんどが、遮光器土偶です。この遺跡に限らずですが、東北地方一帯で熱狂的に遮光器土偶は、作られています。遮光器土偶を作り続けなければならない、なんらかの切実な願いがあったということなのでしょう。
それより気になるには、下の段の左端の土偶です。これは男の子なのでしょうか？明らかに女性とわかる土偶がたくさんであるのに対し、明らかに男性と判断できる土偶は、ごくごくわずかです。さて、この土偶は、いったい女性？男性？どちら？
時代
縄文時代晩期
発掘遺跡
雨滝遺跡
展示されている博物館
明治大学博物館
考古部門の展示が非常に充実しています。でも刑事部門の展示は、ちょっと怖いかも。。。
コメント
今回は、明治大学博物館に展示されている土偶たちを紹介しました。遮光器土偶といえば、東京国立博物館に展示されているものが有名で、土偶といえばアレを想像する人たちも多いでしょう。非常に人気があったというのか、需要があったというのか、めちゃくちゃにたくさん作られたのが、遮光器土偶です。
その見た目から宇宙人だなどと言われることも有るのですが、それも納得の風貌ですね。でも実際のところ、なぜこのような姿になったのかは、永遠に謎のままでしょう。そして少なくとも里芋の精霊だなんて稚拙な理由ではないと思いますね。
