法垣遺跡のガッキー
今回紹介するのは、中津市歴史博物館に展示されているガッキーです。生まれは、法垣遺跡です。まあ、この人も土偶とは言えないですね。裏側には、何かに貼り付けられたいた痕跡が有るそうなので、人面型の装飾だったのでしょう。
しかしこの人の顔立ちは、とても凛々しくてリアルです。特に鼻の造形は、立派です。やや鼻の穴がお大きい気はしますが・・・。
いったいのこの人面装飾は、何につけられ、どのような目的で使われていたのでしょうか？いつか追加の発掘調査が行われたりして、判明する日が来るのかな？
時代
縄文時代後期
発掘遺跡
法垣遺跡（道の駅に隣接）
現在の様子は、基本的には芝生の広場で、一部に発掘された遺跡の様子を伝える復元展示があったりします。
考古学ファン的には見どころがあるとも言えないのですが、すごいのはこの下にちゃんと遺跡が保存されていることなのです。なんでも、遺跡を保存を訴えるため、市長を待ち伏せして襲撃し、直談判して交渉したとかしないとか？真実のストーリーは、なかはくに行って聞いてみましょう。
展示されている博物館
中津市歴史博物館に展示されています。小さな博物館で展示室も広いとは言えません。ですが、非常にユニークな企画をしたり、興味深い特別展を開いたり精力的に活動しています。縄文関連の展示は少ないですが、超おすすめの博物館です。
また「なかはく公式Twitter」は中の人が、公式の概念をぶっ壊す活躍をしていて楽しいので是非フォローすることをおすすめします。
コメント
世間では、他の人がガッキー、ガッキーってちやほやされているらしいですが、本家本元のガッキーは、この人です。今日言いたいことは、それだけです。
