土偶ファイル No.0027 とんがり土偶

とんがり土偶 土偶ファイル
とんがり土偶

とんがり土偶

とんがり土偶
とんがり土偶

こちらの土偶は、能登川石田遺跡からの出土品であります。写真の質が大変悪くて分かりづらいのですが、管状のものでつけられた模様が全身に入れられています。この土偶もやはり両手を大きく広げています。

角度も写りも悪くて分かりづらいのですが、この土偶の頭はかなり省略された表現で小さな三角形が、ちょこんと載せられているだけです。そしてけっこう、とんがっています。

あまりにも写真が下手すぎて、何がなんだかわかんないよ!という方のために東近江市の埋蔵文化財センターが発行している資料を紹介しておきます。ここをクリック!

この資料を見ていただければ、いかにとんがったやつなのか、おわかりいただけるでしょう。

時代

縄文時代後期(約4000年前)

発掘遺跡

能登川石田遺跡
現地は住宅地になっており現在は何もありません。正確な位置は不明でしたが、能登川博物館のすぐ東側にあったようです。

展示されている博物館

滋賀県能登川博物館に展示されているかも?

コメント

僕の撮った写真ではさっぱりわからないのですが、この子は結構とんがっています。石器みたいに尖っては、触るものみな傷つけたって感じです。

しかしあえて頭をはっきりと表現しなかったのは、なぜでしょうか?必要なかったから?それとも表現しないほうが良しとされた?地域や時期によっても、その理由は違うのでしょう。

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