神奈川県立歴史博物館を訪問してきたので紹介したいと思います。こちらの目玉は、体が残っていればおそらく土偶界で最大であっただろう大きなお顔です。
神奈川県立歴史博物館
名称:神奈川県立歴史博物館
所在地:神奈川県横浜市中区南仲通5丁目60
開館時間:月曜日(「国民の祝日・休日」の場合は開館)
年末年始(12/28~1/4)
入場料:20歳以上300円、学生200円、高校生100円、中学生以下無料
土偶の有無:10点程度あり(レプリカを含む)
ホームページ:リンク
展示物
神奈川県立歴史博物館は、古代から現代までの神奈川県の歴史を知ることができる展示内容となっています。旧石器時代から縄文時代にかけての展示も非常に充実しています。
まずは石器類から。まだまだ未熟で石器を愛でるところまで行けていませんが、有舌尖頭器がかっちょいいなーと思いますね。そのうち矢じりを作ってみたいですね。
土器は色々あるのですが、最近なんとなく気になる注口土器。中には何を入れていたのでしょうか?きっと特別な意味があり、特別な用途や儀式に使われていたはず。どんな思い出作られ、使われていたのか非常に気になります。
最後は耳飾り。こちらも可愛らしくて素敵ですね。とても土製品とは思えないくらいこまかな細工が施されています。呪術的な意味合いもあったのでしょうが、おしゃれ的な要素も強かったのではないでしょうか?
土偶
土偶は10点ほど展示されています。顔が大きすぎたり、ヌリカベみたいだったり、サングラスがおしゃれだったり個性が強すぎて面白いですね。
顔が大きい土偶は、中部高地の顔立ちですね。実際、この顔の下に何があったのかはわかっていないそうです。土偶だった?香炉形土器だった?顔面把手だった?などの説があるそうですが、いずれにしても大きすぎることに間違いはありません。