なぜ縄文なのか?

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なぜ縄文なのか?

今日は、どぐうぐる。の中の人が、なぜ縄文好きなのかについて、だらだらと描いてみたいと思います。実は私は、社会科系の学科が大嫌いでした。鎌倉幕府が設立されたのは、西暦何年でしょう?みたいなのは、どうでも良いと思ってたんですよね。平安時代のあとで、室町時代の前、だいたい今から1000年くらい前で、源頼朝が設立したという程度の認識でいいじゃないか!そう思ってたんですね。

歴史好きの人に聞かれたらぶっ飛ばされそうなことを言っていますが、私のころは「イイクニツクロウカマクラバクフ」で1192年鎌倉幕府成立って教えられたものですが、現時点では1185年に変更されています。これも、またいつか変更になるかもしれません。そもそも年号なんて覚える必要があるのか?というのは、今でも思っていることです。

つまリ私は、何事においてもだいたいこんな感じ!ですませたい、大変いい加減な人間だということなのです。

縄文時代には年表がない!

そんな私ですが、諸事情あって歴史くらいはそれなりに理解しておかなければならないなと思い、子供向けの歴史漫画を買い求めて一通り、読み通してみました。

ざざっと読み飛ばして、最終的にたどり着いたのが、縄文時代だったのです。縄文時代にたどり着くまでにも、古事記がどうとか、たいへん理屈っぽい話がいろいろあるのですが、その話をすると長くなるので、別の機会に回したいと思います。

古代のことはわからないことだらけ

とにもかくにも日本の歴史をざっとおさらいした私は、古代史に強く興味を惹かれました。この時期、たまたま奈良で仕事をする機会が多く、休みの日にレンタルサイクルで古墳を見て回ったりしたのも、非常に良い思い出です。今は、土偶!土偶!縄文!みたいなことを言っていますが、別に弥生時代や古墳時代に興味がないというわけでもないのですね。

結局、古代史の何が良かったかって言えば、ほとんどなんにもわからないってことなのです。そもそも文字として記録されていないので、年表なんてありはしないし、人の名前も出てこない。いい加減な人間には、ほんとうにぴったりなのです。

そして縄文へ

そうして古代史にハマった私は、最終的に縄文時代へと流れ着いたわけです。きっかけは土偶の不思議さですが、さらに発展して縄文土器や、縄文人の暮らしぶりへと興味が拡大していきました。特に土偶や土器の形や模様の不思議さには、強く心を惹かれました。

文字を使わずにストーリーやコンセプトを表現しなければならないので、その分装飾が過剰になり、形状が奇っ怪になっているように思えます。後の時代にもデザインでの表現は続きますが、記号や文字の使用へと移行するに従い、よりシンプルな表現へと変化していってるように思えるのです。

縄文時代の生活はたいへん厳しかっただけに、そこに込めなければならなかった思いの強さも桁違いだったことでしょう。だからこそ現代人の私達をドキドキさせるような、不思議な力を未だに持ち続けているように思えるのです。だから縄文時代が、大好きなのです。

縄文時代こそ最高!

いつもどおり、まったくまとまらないわけですが、私は

縄文時代こそ最高!

そう思っています。ですが、弥生時代も古墳時代も、みんな最高でいいじゃないか!そうも思っています。旧石器時代から現代に至るまで、全ての時代に生きた人たちがいたからこそ、いまの世の中があり、文化があり、私達が生きて暮らせているわけです。ですから、どの時代も大切な歴史の一部であることには、間違いありません。だから、どの時代も最高!そういうことで良いのではないでしょうか?

余談

ちなみに弥生時代とか古墳時代にまで興味を広げてしまうと、私の頭的にもお財布的にも、ちょっと手に負えないことになってしまうので、できるだけ縄文時代に集中しているという事情もあったりします。

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