博物館等への寄付について調べてみた その2 協会等への寄付

土偶ちゃん 寄付について
土偶ちゃん

まえがき

大好きな博物館の多くが、いろいろと経済的な困難を抱えていると知り、博物館への寄付について、あれこれと調べています。今回は、博物館を支援する一つの方法として博物館協会等の団体への寄付について調べてみました。

今回は、寄付を受け付けている博物館協会等を紹介していきます。その前にちょっとだけ寄り道して、博物館とはなんぞや?ということについて勉強してみたいと思います。

博物館とは?

利用者である私達がイメージする博物館といえば、歴史博物館と科学博物館ではないでしょうか?博物館は、文化庁が管轄していて歴史博物館と科学博物館以外にも、美術館,動物園,水族館など様々な施設が含まれます。動物園や水族館までが、博物館に含まれるのは、ちょっと以外だったのではないでしょうか?

さらに博物館と一口に言っても、登録博物館、博物館相当施設、博物館と類似の事業を行う施設の3つに分類されていて、それぞれに設置要件が異なっています。詳しくは文化庁のページに説明があります。

上記のページには、平成30年10月の時点で、合計5,738館ありますと記載されています。一般に公開されている統計情報は、平成30年のものが最後ですが、今年に入ってからも廃館の話はいくつかありました。これからも厳しい状況が続くと見て間違いないでしょう。

博物館の厳しい現状と取り組みについては、みずほ総合研究所のレポートに詳しく解説されています。

持続的博物館経営に関する調査

興味の有る方は、ご一読ください。端的に言うと公費の支出が減り、かと言って収入も十分でなく、財政的に厳しい館が増えていて、このままでは廃館の流れが加速してしまうということです。

寄付を受け付けている協会等

前置きが長くなりましたが、寄付を受け付けている協会等の団体を一つづつ紹介していきたいと思います。

国立文化財機構

国立文化財機構の設立目的は、以下のリンクをご確認ください。全国4箇所に設置された国立博物館の運営を行っています。

国立文化財機構では、寄付の申込みを受け付けるポータルサイトが設けられています。

返礼品の有無は、寄付の申込先によって違います。個別に確認してください。

公益財団法人日本博物館協会

公益財団法人日本博物館協会の設立目的は、以下のとおりです。

公益財団法人日本博物館協会は、 博物館に関する諸事業の実施を通じて、博物館の健全な発達を図り、社会教育の進展に資するとともに、 我が国の教育、学術及び文化の発展に寄与することを目的として活動しています。

https://www.j-muse.or.jp/01jam/objectives.php

寄付の受付は、以下のページで行っています。

公益財団法人日本博物館協会では、返礼品等の提供は行っていないそうです。

公益財団法人東京都歴史財団

公益財団法人東京都歴史財団は、東京都内の博物館や美術館を管理運営する団体です。設立の目的は、以下のページをご確認ください。

寄付の受付については、下記のページに記載されています。個人の場合は、一口2000円からの受付となっています。

公益財団法人東京都歴史財団では、返礼品等の提供は行っていないそうです。

まとめ

そんなわけで、今回はここまで。他にも見つけたら、随時追加していきたいと思います。

というわけで、寄付先が見つかるまで、まだまだ続きます。

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