お屠蘇土器
今回は、埼玉県立歴史と民俗の博物館に展示されている土偶ではなく土器の紹介です。土偶ファイルとか言いながら、2023年の新年一発目から土偶ではなく土器なのだ。だって注口土器ってなんだかめでたい感じじゃないですか?きっと、これにお酒入れてお祭りの日にみんなで飲んでいたんだと思うのです。だから間違いなくめでたいのです。きっとお屠蘇みたいなものも注ぎ交わしたはず。
そんな話はさておき、こちらの注口土器は、なんとも理解に苦しむ形をしています。間違いなく人の形ではあるのですが、顔の両側に付いたラッパ状の注ぎ口はいったいなに?なぜわっか?わっかの両側は手?細かな線刻もあり、なんともミステリアスですね。
時代
縄文時代後期
発掘遺跡
桶川市 高井東遺跡 詳細位置は不明
展示されている博物館
コメント
今回は、埼玉県立歴史と民俗の博物館に展示されている注口土器の紹介でした。顔の位置から考えると環状の部分は身体で、そこにつけられたヒレのような形状は、手。そうすると、注ぎ口はいったいなに?いったいなに?なんなのか?きっとアレですね。
なんだかシモネタっぽいけど、縄文の人は大真面目で作ったのでしょう。注口土器の注ぎ口は、あきらかにアレってやつもありますからね。