影がうすーい土偶
こちらは板状土偶の頭部のみが残されたものだそうです。泣いているのか、怒っているのか？それともあきれているのか？なんともとらえどころのない、影のうすーい土偶です。
でもよく見ると、頭はリーゼントっぽいし、顔の横には剃りこみ？若い頃は、けっこうやんちゃだったのかも？
時代
おそらく縄文時代中期
発掘遺跡
福与・上金（じょうきん）遺跡遺跡（詳細位置不明）
下の地図のあたりで農地開発する際に発掘されたようです。
発掘調査報告書は、こちらから
展示されている博物館
箕輪町郷土博物館に展示されています。こちらは超絶オススメの博物館です。正直なところ外観はかなりくたびれているのですが、中には入れば素晴らしい縄文土器、土偶がてんこ盛りです。
コメント
大きくて立派な土偶は、見応えがあって見ていて飽きません。でも、こういった小さな土偶たちも、なかなかどうして味わい深くて、やっぱり見ていて飽きないのです。間違いなく言えるのは、土偶は楽しい！ということだけです。
