縄文人は子沢山
ネタはないけど、とりあえずダラダラ描き続けるスタイルのらくがきシリーズです。今回は、縄文人は子沢山というお話です。
私の両親は、戦後まもないころの生まれなのですが、父が4人兄弟、母が7人兄弟です。宮崎の田舎だったということもあるんだけど、現代と比べるとかなり子沢山ですよね。
抗生物質が発明されるまでは、子どもたちが本当に簡単に命を落としてしまうので、どうしても子沢山にならざるを得なかったようなのです。明治、大正辺りまでは、子供に限らず大人でも結核などで命を落とす人は非常に多かったのです。
言うまでもないことですが、縄文時代はもっと厳しい時代です。食べ物の調達も安定しなかったでしょうし、医療なんてものはなくて呪術頼み(実際はまともな医療はここ100年の発明です)だったはずです。だから子どもたちは、本当に簡単に命をなくしてしまっていた悲しい時代だったのです。
縄文人にバースコントロールなんて概念は、おそらくなかったでしょう。ただただ可能な限り生み続け、それでもようやく人口を維持するのが精一杯という状況だったのでしょう。
今回のイラストでは、お母さんとたくさんの子供達を書いてみました。でも、おそらくこんな光景は、なかったことでしょう。そもそもお産は、現代でも危険が伴います。縄文時代であればなおさらです。
それでも命をかけて子を生み、子をなくしても負けずに、子供を生み続けた縄文の母は強し!です。もちろんこれは縄文時代に限ったことでなく、現代までずっと続いてきたことです。いつの時代も母は強しですね。