土偶ファイル No.0054-60 釈迦堂始祖シスターズ

釈迦戸遺跡出土で縄文時代前期の土偶たち 土偶ファイル
釈迦堂始祖シスターズ

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釈迦戸遺跡出土で縄文時代前期の土偶たち
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今回紹介するのも、山梨県笛吹市の釈迦堂遺跡から発掘された土偶です。釈迦堂遺跡から発掘された土偶は、ほぼ全てが縄文時代中期(5500〜4500年前)のものです。今回、紹介するのはそれよりも前の縄文時代前期(7000〜5500年前)に作られた土偶ということになります。

縄文時代前期の土偶は、7点のみが発見されているそうです。つまり写真に写っているものが、全てということになります。右上の土偶だけ、顔に穴があけられ胸らしき表現もあります。それでも中期の複雑な表現と比べると、かなりシンプルですね。

時代

縄文時代前期(7000〜5500年前)

発掘遺跡

釈迦堂遺跡群

展示されている博物館

釈迦堂遺跡博物館に展示されています。

コメント

同じ遺跡から発掘された土偶たちですが、時代が違うと見た目も何もかもまったく異なってしまいます。時間や場所を超えて共通点があったり、逆に同じ場所、隣り合った場所、時期が同じでもまったく見た目が異なったり。それが土偶の面白いところです。

おもちゃだったり、お守りだったり、祭祀の道具だったり、いろんなことに使われたのでしょうね。

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