ばんざーい土偶s
今回は、東京都埋蔵文化財センターに展示されている土偶達の紹介です。欠損しているものもありますが、みんな大きく胸を開いて腕を広げたラジオ体操みたいなポーズです。このポーズをした土偶は、本当にたくさんです。
私が特に気になったのは、土偶の体に刻まれた線刻や刺突紋の細かさです。特に左上の土偶の模様の緻密さに驚きます。そして始祖女神像の模様の影響を受けているようにも思いますが、どうでしょうか?
ちなみに時代的には、どちらも縄文時代の中期後半です。果たして影響は合ったのか?無かったのか?
時代
縄文時代中期後半
発掘遺跡
多摩ニュータウンNo.9遺跡 詳細位置は不明
多摩ニュータウンNo.57遺跡 詳細位置は不明
展示されている博物館
コメント
今回は、東京都埋蔵文化財センターに展示されている土偶達を紹介しました。みんなバンザイをしているように見えますね。上ばかりを見ていると足元がお留守になります。この土偶達、足の形もユニークです。どうしても自立させたかったのでしょうか?足を前後に伸ばして短いスキー板のような形にして自立させているようです。かなり斬新な手段なようなきがしますが、それだけどうしても自立させたい理由があったということなのでしょう。