土偶ファイル No.0335 しいたけ土偶

東日本から出土の土偶の頭部 土偶ファイル
しいたけ土偶

しいたけ土偶

東日本から出土の土偶の頭部
しいたけ土偶

今回紹介するのは、豊田市郷土資料館(2022年9月30日に閉館、2024年新博物館オープン予定)が、所蔵している土偶です。常設の展示はされておらず、イベントや特別展で多数の縄文土器や土偶たちと一緒に展示されてきました。そんな田中コレクションの土偶を紹介します。

残念ながら顔が見える正面からの写真を撮りそびれているため、頭頂部のみしかわかりません。キャプションには、髪の毛を束ねた表現という説明がされていました。縄文時代の遺跡からは、髪をかざる美しい櫛も発掘されています。きっと縄文時代の女性たちも、精一杯のおしゃれを楽しんでいたことでしょう。

時代

縄文時代晩期(約3000年前)

発掘遺跡

東日本(出土遺跡不明)

展示されている博物館

豊田市郷土資料館が所蔵。同館は2022年9月30日に閉館済み。2024年に新博物館オープン予定
田中コレクションが展示されることを期待しましょう。

コメント

今回は、豊田市郷土資料館が所蔵する土偶の紹介でした。この土偶が展示され企画展は、夏休みの真っ最中ということもあり、自由研究の子どもたちでいっぱいだったのです。だから子どもたちのじゃまにならないように、慌てて写真を撮った。これが頭頂部の写真しかない言い訳です。

そんな言い訳はともかく、こちらの土偶は、髪型を表現したもののようです。ただ、これが髪型だとしたら、塩沢ときもびっくりの変な髪型な気がするのですが?まるでしいたけ?そして、塩沢ときなんて、今どきの人は知らないだろうなー?

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