土偶ファイル No.0289 縄文の大横綱土偶

岡谷市広畑遺跡から出土の蹲踞土偶 土偶ファイル
縄文の大横綱土偶

縄文の大横綱土偶

岡谷市広畑遺跡から出土の蹲踞土偶
縄文の大横綱土偶

今回紹介するのは、市立岡谷美術考古館に展示されている土偶です。昨日、紹介した「はっけよーい土偶」と同じポーズの土偶です。やはりしゃがんだ格好、蹲踞土偶の一種でしょうか?

はっけよーい土偶」と見た目はそっくりですが、こちらの土偶はそれよりふた回りほども大きいでしょうか?発見された遺跡こそ異なるものの、どちらも諏訪湖の西側の高台の上の遺跡です。川を挟んで1kmも無いくらいの距離です。2つの集落には、緊密な交流があったのでしょう。

時代

縄文時代中期中葉

発掘遺跡

広畑遺跡
諏訪湖のそばの高台で、現地には石碑が有るようです。

展示されている博物館

市立岡谷美術考古館に展示されています。

コメント

今回紹介した土偶は、市立岡谷美術考古館に展示されています。昨日の「はっけよーい土偶」に比べると、その表情はどこかふてぶてしく自信ありげです。体もはるかに大きく、二人を並べてみるとまるで幕下力士と大横綱のよう?そう、この土偶は縄文の大横綱なのだ!

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