おしゃれヒゲ土偶
今回紹介するのは、愛知県の名古屋市博物館に展示されている土偶です。岡谷市の土偶と似ているということで、少し前にも登場いただいた土偶です。T字型の眉とか細い目、おちょぼ口など、けっこう類似点が多いと思うのですが、どうでしょうか?愛知県の豊田市でも同じような見た目の土偶が発掘されていますが、こちらは撮影禁止なので写真は有りません。
この2つの遺跡は、だいたい180km離れています。徒歩だと38時間もかかるそうです。道が整備された現代でも38時間。縄文人は、川などをうまく利用しながら、これくらいの距離を平気で移動していたのかもしれませんね。
時代
縄文時代晩期〜弥生
発掘遺跡
古沢町遺跡
詳細位置は不明でした。現在公園のある周辺だったようです。
展示されている博物館
名古屋市博物館に展示されています。
コメント
今回紹介した土偶は、名古屋市博物館に展示されています。なぜおしゃれヒゲ土偶なのか?その秘密は、ぐぐっと近づいてみるとわかります。
どうでしょうか?ヒゲのような模様が、緑や赤で彩色されているのです。この彩色は、頭のとんがった部分にも有るのです。ほっぺに可愛いフェイスペイントもあるし、なかなかのおしゃれっぷりではないですか?