茅野のセクシー三姉妹
茅野市からの出土品ということですが、残念ながらどの遺跡からの発掘品かは、不明でした。それにしても3人共見事なプロポーションです。左側は胴体のみですが、お腹の部分の模様は、縄文のビーナスと類似したM字型です。体に細かな文様が入っている点は異なりますが、お尻が大きい点は似ていますね。
右側の土偶は、他の2つの土偶とは違いスラリとしたプロポーションですね。でも細かな文様で飾られていて、かなりのおしゃれさんです。そして立派な胸です。足が四角っぽかったり、お尻がとんがっていたりするところは、縄文の女神とも似ている気がします。縄文の女神のふるさとである山形県は500kmも離れていますが、時代はほぼ同じです。なんらかの交流があったのかも知れませんね。
そしてセンターを飾る土偶は、腰に手を当ててポーズを決めた土偶さんです。セクシーすぎて、おじさんには目の毒です。見た目は、岡谷市目切遺跡出土の壺を持つ妊婦土偶とそっくりです。こちらの土偶も壷を持っていたのかも?いやマイクを持って歌ってたのかも?
時代
縄文時代中期(約5000〜4000年前)
発掘遺跡
不明(長野県茅野市)
展示されている博物館
尖石縄文考古館に展示されています。
コメント
おっさんである僕は、しばしば熱くなりすぎて、
おっぱい!お尻!背中のライン!腰のライン!
などの単語を連呼しながら、いかに土偶の造形が素晴らしいかを語ってしまうのです。知らない人が聞いたら、とんでもなくスケベなおっさんだと思われてしまうだろうから、ほどほどにしなきゃ駄目ですね。
でも土偶が好きすぎて、ついつい熱くなってしまうのだ!